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生垣 (こえとえ 1)2016/04/12

https://www.youtube.com/watch?v=MvIXwBvvgZU



『生垣』 詩 / 糸田ともよ
      作画 / 及川恒平



あの子の家の生垣には
翡翠色の実がなっていて

あたりが暗くなると
葉陰にぼんやり光りはじめて
その数がだんだん増えていくのでした

星のような綺麗な実

ひとつぶ欲しいなと思うけれど
それはとてもいけないことのような気がして

手の届く距離までは
行けないのでした



足もとから
小鹿のような影が伸びて

走って帰ろう
走って帰ろう

と心臓が言いました


速く走ると
景色は溶けて
川になりますから








*************


詩を読んでみました。
それにあわせて
及川恒平さんが動画を作ってくださいました。

音声は
ヘッドホンorイヤホンで聴いていただけるとうれしいです。
なんとなく。






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