yakouseki

おくりもの (こえとえ 2)2016/05/28

https://www.youtube.com/watch?v=S9NJYGvFPoY



『おくりもの』   詩 / 糸田ともよ
          作画 / 及川恒平



転々と移り住む小さな部屋に
朱色の電球を灯して
最初に手紙を書きたいと思うのは
いつもあなたでした

永い冬の果て
氷の水脈がしずかに融けて奔り出すころ




月光の織物

潮騒の譜面

羽音の時計

雨粒の化石

薄氷(うすらひ)の葉書・・・・・・




小箱に入れて
小舟のようにひとつずつ
流してほしいとあなたが言ってくれるなら

美しい夢を編むための深い眠りを

どこまでもひとりで

ねむります











************

音読(おんどく)のための詩をぽつぽつと書いて読みました。
それに画(え)とサウンドエフェクトを合わせていただき、
2作目ができました。

本ブログのカテゴリに「こえとえ」を追加しました。
そこをクリックしていただきますと「次〉〉」から
1作目の「生垣」もご覧になれます。








.

コメント

トラックバック