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『表象』 143号 写真詩集『森の日』評2019/02/13

万里小路譲 編集発行の『表象』143号(2019.2.16発行)は
写真詩集『森の日』の特集号として、万里小路氏による書評を全頁に載せていただいています。




ここでの万里小路氏の文章は、書評というより『森の日』の森にあらたな生命(瑞々しい詩情)を吹き込みながら案内してくれるエッセイのようで、読み進めるほどに心が浄われます。




「・・・祝祭劇、と森は知っているのであろうか? 奥舞台では、雪煙のように眩く豪奢な光の饗宴。群立しながら樹木は、淡く溶け入る遠近法に従って、その光のもとへと溶解する。この世のものとは思えぬ自然の仕掛け。無言で物語る森の一刻。光と色彩によって紡がれた交響詩。・・・」

(万里小路譲『表象』143号4頁、『森の日』の写真のみの頁によせて書かれた一文より抜粋)









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