髙橋淑香さんの書 ― 2019/07/11
歌人であり書家でもある友人、髙橋淑子(雅号は淑香)さんが
歌集『しろいゆりいす』のなかの一首を択んで書いてくださいました。
ちがうはなのつぼみでしたがはをよせてのやきのつぼにいけられました
異う花の蕾でしたが葉を寄せて野焼きの壺に生けられました
歌を作った時には気がつかなかった「つぼみ」と「つぼ」のやさしいまるみ。
一文字一文字の表情が一首にあらたないのちと物語を与えてくれたよう。
掛け軸も髙橋さんの作です。
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2019.夜光席