漂流物 ― 2024/11/18
函館の海岸に流れ着いていたものたち。
流木に風景があります
黒色とのコントラストが美しい流木。
炭化ではなさそうなのですが…
線画のような模様。
こちらも黒がくっきりと。
繊細な波もようの石
夫が拾ったウニ殻
(洗う前は茶色でした)
私が以前購入したウニ殻たちに仲間入り。
(実際に北海道の海で拾えるなんて思いませんでした)
一緒にビーチコーミングした函館のカラス。
いろいろ拾って見せてくれて楽しかった。
帰宅後、城戸朱理さんの散文詩集『漂流物』を
思い出して読み返しました。
「浜辺とは、常世(とこよ)とこの世の幽明境・・・」
漂着神、興味深いです。
あとがきは、このように閉じられています。
「・・・本書のような仕事は、わたしにとっては、決して終わることがないものなのだろう。人間を含めたあらゆる存在が、その潜在性においては、漂流物にほかならないのだから。」(城戸朱里)