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美術展 ゆらぎと とき2025/11/02



  


レタラ・スペースで開催されているグループ展
『ゆらぎと とき』は

伊藤幸子さん、瀬川葉子さん、高橋佳乃子さん、
日野間尋子さん、藤井葉子さん、
5名の作品が展示されています。






今回、新しく参加された藤井葉子さんは、
抽象画の瀬川葉子さんとともに
親しくさせていただいている作家さんです。




藤井さんは、紙、布、糸、その他、身のまわりの
さまざまな素材を手に常に構想し、
作品制作している人、という印象です。




今回の展覧会では、戦禍の地へ思いをはせた作品が多く、
会場の空気を引き締めていました。





瀬川葉子さんの作品にも、壊れた水鏡を表現したものがあり、
静穏の表層を破いて、深層にふれようとする思いが
響きあっていました。





藤井葉子さんのもうひとつのテーマ、「待つ日々」は、
「待つこと」を強いられたコロナ禍に端を発しています。




藤井さんの小さな言葉と、言葉を超えた日々の思いを
ひたすら帯状に縫いこめる行為、
その一行一行の集積である1冊の本は見事です。
「待つ」ことの能動を目の当たりにしました。




人それぞれの「待つ」にも興味をお持ちで、
言葉をつのっておられたので、私もお伝えしたところ
藤井さんの作品と融合した本を作ってくださり、
感激しました。













ゆらぎと とき 色と形と素材 2025
10月22日―11月3日
12:00―18:00 (最終日 16時)

レタラ・スペース
札幌市中央区北1西28-2-35
モマプラス3F







レタラ・スペースから徒歩圏内の
カフェ・エスキスでは、藤井葉子さんのご主人である画家、
藤井正治さんの個展『交差路』が開催中です。
こちらも11月3日まで。