『横断と流動』— 偏愛的詩人論 ― 2024/10/21
笠井嗣夫さんの著書、 新刊
『横断と流動』―偏愛的詩人論
全586ページ
私の好きな詩人、詩作品が取り上げられている興奮。
私の知らなかった詩人の作品にもぞくぞくするような
魅惑的なものがあり、
文章を読むのが苦手な私ですが
どんどん引きこまれてページを繰ります。
そんな中に、私の歌集(『水の列車』)評もあり、
短歌のかたちをとりつつも、詩を書いていたつもりの私にとって
敬愛する詩人笠井嗣夫氏による「詩論集」に混ぜていただけた
よろこびは大きいです。
「偏愛的・・・」というサブタイトルもなんだかうれしい。
カバーを外すと、細かいワッフル状の凹凸ある紙に
カバーの鳥がモノクロで飛んでいて、かっこいいです。